2019年12月26日

笠取小屋の冬季小屋

冬場に営業を休止している小屋では、冬季小屋という避難施設を開けている場合があります。
北アルプスの小屋なども何軒か開いています。
この笠取小屋やとなりにある雁坂峠小屋などもそうで、南にある大菩薩嶺などの小金沢連峰にも湯ノ沢小屋と言う施設があったりします。
登山者が緊急避難的に使う目的で、それぞれが善意で開けているんですね。

今回は、日曜日に南岸低気圧の影響で悪天候が予想されたために、笠取小屋の冬季小屋を使おうと思いました。
素泊まり2000円、料金箱に入れる仕組みです。
冬季小屋を使うような登山者っていうのは、平日などに少人数で利用しますから悪いことをする人はいなくて、施設もきれいに使われています。

で、這う這うの体で笠取小屋に着き、冬季小屋に入りました。時刻は午後2時半ごろ。
この時期の行動時間の目安として午後3時までですから、ぎりきりです。

始め、倉庫かと思いましたよ。
建付けが悪く、隙間風がビュービューと。
気温は外と変わりません、ただ風が防げるだけ。それでもテントを張るよりはマシなんです。
ほんとにひどい時は、小屋のなかにテントを張る時もありますけれど、この小屋は畳がしかれていて靴を脱いで上がれたのでそこまではしませんでした。

布団と毛布がありましたが、もう何年も干したことがないようなもので、絞ったら水が出てくるのではないかと思うぐらい。
とても肌に直接触れる勇気はなく、敷布団の上に銀マットをしいてその上に寝袋を並べ、そして毛布と掛布団をかけた次第です。
そうしないととても使えたものではありませんでした。
おかげで寒くはなく、寝袋のなかはむしろ暑いぐらいでした。

ただ、時折顔の上に雪が降ってきました。
天井の隙間から入ってくるんですよ。
冷たいものがサッと、これにはちょっと参りました。
顔の上に布団をかけると、今度は息が出来ない。なかなかむずかしい寝方でした。

何度も避難小屋に泊まったことはありますが、ほとんどは無料だし建付けはしっかりしていて隙間風が入るようなところはあまりありません。そうしないと避難にならないですから。
これで一人2000円はちょっと高ーい。
で、ここだけの話、ちょっと割引してもらいましたっ、ハイ。

とはいえ、外は吹雪でこの小屋が無かったら、かなり悲惨なテント泊だったと思います。
この小屋があったから、日曜日の天気の悪い中を行こうと思ったんですから。
でもー、お金払うんだったらもう少しマシなように作らないと、これでは利用者の不満は募るばかりだと思いますぅ。
次、行くことはないですけれど。

  DSCN1450.JPG
  広さは15畳ぐらい、写真ではキレイなように見えていますが、
  ちょっとねぇ、です。

  


posted by もえぎ野山荘 at 10:44| Comment(0) | 日記