2020年09月27日

噴火から 6年

なんかだんだんと、記憶が風化しているように思います。
御嶽山の噴火から、今日て6年。
6年前は土曜日、みなさん何をしていましたか。
僕は普通に宿泊のお客様の準備をしていました。

時間が最悪でした。
土曜日のお昼時、山頂でお昼を取ろうと登山客は思っていたことでしょう。
ロープウエイを乗り継いでいくと、お昼頃山頂に立てるんですね。
そこへ思いもよらない大噴火。
山頂付近には数軒の山小屋があったものの、すぐ横で起きた噴火では役に立たなかったことでしょう。

この噴火時、知り合いの女性山岳ガイドが山頂にいたんです。
昔、何度か一緒に岩登りへ行ったことのある人で、夜にネットを見ていて灰まみれになった姿の写真が載っていて、びっくりしました。
女性で山岳ガイドで、その後メディアの格好の餌食になっていましたが、それから火山の恐ろしさなどを伝える活動をしているようです。
講演などでは、言えない惨状も目撃しているとか。

僕自身も12月の冬山で御嶽山への登山を4度計画し、2度登頂したことがあります。
御嶽ロープウエイスキー場の方から3度試みて1度登頂し、田ノ原から1度登りました。
3000m の冬山の厳しさを味わいましたよ。

その田ノ原から王滝頂上を経由し、もっとも被害者がでた八丁ダルミを通って剣が峰を目指すのですが、その八丁ダルミでは遮るものがないんです。
すぐ横で噴火していれば逃げまどい、ここで行方不明者が出でいるんですね。
硫黄のにおいがしていました。

噴火して火山であることを認識しましたが、噴火してから火山だから注意しましょうって言っていましたが、そんなの後付けの言い訳。
その当時、誰も噴火するなんて思っていなかったはずです。
そうすると自己責任という議論が出てくるんですが、確かに登山はそうですがあそこまでの被害がでるなんて誰が想像できるかって話。

今いる我々にできることは、この噴火災害を風化させずに語り継ぎ、山に登る場合は万全の準備をして登りましょうってことです。
最近、安易に登る登山者が御嶽山では増えているそうな・・・。
また被害がでるぞぉぉ!!


posted by もえぎ野山荘 at 10:06| Comment(0) | 日記