2019年11月09日

長野市津野地区

なんかね、癖になるんですよ、ボランティアって。
埼玉から来ていたおばさんは、東日本大震災のときに石巻へボランティアに行ったと言っていました。
もちろん報酬をもらえるわけではなく、交通費も出ないし昼食は自分て用意する必要があるし、持ち物もすべて自前、なのになんでか行きたくなるんですよねぇ。

ということで今回は長野市津野地区へ、2回目のボランティアに行ってきました。
例の千曲川の堤防が決壊したところです。

バスを下ろされボランティアセンターへ歩いている途中に、ここが堤防が決壊したところだと分かりました。
もう、すごいですよ。
家の体をなしていない家ばかりです。

破壊された家が隣の家にくっついていて、戻ってきてGoogle Map を見てみると50m ぐらい流されていました。テレビの中継で見られた黄色い壁の家は、150m ぐらい流されたそうです。

前回行った赤沼地区は浸水だけの被害でしたが、この津野地区は破壊されています。
基礎だけが残っている場所や、泥だらけの体育館、ここにどんな暮らしがあったかわかりません。
もう住めないです、復興できるのか。
そんな印象を受けました。

千曲川の堤防も、堤防上は1.5車線ぐらいの幅があるんですね。
これが決壊するかって思いました。
すぐ近くにあった神社は跡形もなく、ボランティアセンターもできて人々が集まっているのですが、果たしてこの地区をどうしようというのか、先が見えないです。

伺ったお宅は、リンゴ畑に流れてきたがれきを掃除してほしいというもの。
10人ほどで寄ってたかって掃除しますが、20cm 以上積もてっいる泥に足元をすくわれます。
頭上には真っ赤になったリンゴが実り、品種は「ふじ」だと言っていました。
それを昼食前にもらって食べたら蜜がいっぱいで甘く、もうちょっとで収穫だったのに切ないですねぇ。

このお宅のお父さん、明るくお話しできたのですがどうしてこんなに明るくいられるのか、自分がこの身になったらそんな風にふるまえられるか。

現場に行かないと分からないことがいっぱいあって、月日が経つと忘れ去られるので、なんとか雪が降る前に形にしたいですよね。

  DSCN1169.JPG
  決壊した堤防、防波堤のようなものが建設されています。
  DSCN1173.JPG
  仮復旧した堤防、他よりも狭いんです。
  DSCN1171.JPG
  直撃を受けた長沼体育館、この木のあったところに神社があったとか。
  DSCN1177.JPG
  ここを水が通りました、基礎だけが残っています。



posted by もえぎ野山荘 at 09:48| Comment(0) | 日記
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